外出先でパソコンを開くとき、電源のある席に座れるかどうかで作業のしやすさは大きく変わります。
タリーズとスターバックスのどちらに入るか迷ったとき、電源の当たりやすさには実際に差がありました。
当サイトでは東京都のタリーズ241店を、姉妹サイト「スタバ電源検索」ではスターバックス480店を、1店ずつ調べています。
合わせて721店ぶんのデータをもとに、両者の違いをまとめました。
この記事を読むと分かること
東京のタリーズとスタバで電源が使える店の割合
Wi-Fiと店舗数はどちらが上回るか
目的に応じた2つのブランドの使い分け方
入店する前に電源の有無を確かめる手順
電源で選ぶならタリーズが有利です
| 東京都内 | タリーズ | スターバックス |
|---|---|---|
| 調査した店舗数 | 241店 | 480店 |
| 電源あり | 202店 | 339店 |
| 電源なし | 30店 | 135店 |
| 未確認 | 9店 | 6店 |
| 電源あり率 | 87.1% | 71.5% |
| Wi-Fiあり率 | 92.1% | 95.4% |
東京都内で電源を使いたい場合、タリーズのほうが当たりやすい結果になりました。
電源の有無を確認できた店舗のうち、電源が使えるのはタリーズが87.1%、スターバックスが71.5%です。
その差は15.6ポイントにのぼります。

東京の721店を1店ずつ調べました
数字の根拠は、店舗ごとの個別調査にあります。
公式サイトの店舗情報とGoogleマップのクチコミを読み込み、それでも判断がつかない店舗には電話で問い合わせてきました。
タリーズの241店は当サイトが、スターバックスの480店は姉妹サイトの「スタバ電源検索」が担当しています。
どちらのサイトも同じ考え方で、各店舗を「電源あり」「電源なし」「未確認」の3つに分類しました。
スターバックス側の調査結果はスタバ電源検索で店舗ごとに公開しています。
電源あり率は87%と72%
タリーズは241店のうち202店で電源が使えました。
一方のスターバックスは480店のうち339店にとどまります。
未確認の店舗を除いて割合を出すと、87.1%と71.5%という差になりました。
店舗数そのものはスターバックスのほうが2倍近く多いため、電源のある店の絶対数では上回ります。
ただし目の前の1店に入ったときに電源へたどり着けるかという確率では、タリーズに分があります。
ハズレを引く確率は2倍以上違う
読者にとって重要なのは、入店してから電源がないと気づく確率です。
スターバックスは確認できた474店のうち135店に電源がなく、およそ3.5店に1店の割合になります。
タリーズは232店のうち30店なので、およそ8店に1店です。
充電が切れかけたパソコンを抱えて店を探す場面では、この差が体感に直結します。
1軒目で電源が見つからず2軒目を探す手間は、タリーズのほうが起きにくい計算になりました。
Wi-Fiと店舗数はスタバが上回ります
電源ではタリーズが優位でしたが、すべての項目で勝っているわけではありません。
公平に見るために、スターバックスが上回る点も整理します。
Wi-Fiは95%と92%でほぼ並ぶ
東京都内のWi-Fi導入率は、スターバックスが95.4%、タリーズが92.1%でした。
どちらも9割を超えているため、Wi-Fi目的で選び分ける必要はほとんどありません。
ただしタリーズには、Tully’s Wi-Fiを導入していない店舗が都内に19店あります。
接続の手順と繋がらないときの対処はタリーズのWi-Fi接続方法|繋がらない原因と使えない場合の対策にまとめています。
病院や空港のように、施設側のWi-Fiが用意されている立地が中心です。
そうした店舗では館内のネットワークを使う形になります。
店舗数はスタバが2倍ある
東京都内の店舗数は、スターバックスが480店に対してタリーズは241店です。
街を歩いていて見つかる頻度では、スターバックスのほうが明らかに上回ります。
特に住宅街や小規模な駅の周辺では、タリーズが1軒もないエリアも珍しくありません。
移動の途中で立ち寄る前提なら、選択肢の多さは実用的な価値になります。
見つけやすさと当たりやすさは別
2つのブランドの違いは、見つけやすさと当たりやすさのどちらを取るかに整理できます。
スターバックスは店が多く、見つけやすさで優れています。
タリーズは店が少ないぶん、見つけた1店で電源に当たる確率が高い傾向にあります。
そのため事前に場所を調べて向かうなら、タリーズを目的地に設定するほうが効率的です。
逆に行き先を決めずに歩いているなら、スターバックスのほうが早く見つかります。
なぜ東京に絞って比べたのか
比較を東京都内に限定した理由は、数字の信頼性を保つためです。
全国の数字をそのまま並べると、実態より大きな差が出てしまいます。
未確認の店の割合が違う
全国で見ると、タリーズは850店のうち686店、スターバックスは2,273店のうち2,091店の電源状況を確認できています。
確認率にすると81%と92%で、11ポイントの開きがあります。
未確認の店舗を除いて割合を計算すると、確認できていない店の分だけ数字が動きます。
仮にタリーズの未確認164店がすべて電源なしだった場合、全国のあり率は72%まで下がる計算です。
つまり全国どうしの比較では、どちらが上かを結論づけられません。
東京なら両方とも96%以上を確認済み
東京都に限れば、確認率はタリーズが96%、スターバックスが99%です。
未確認の店舗はタリーズが9店、スターバックスが6店しか残っていません。
分母がほぼ揃っているため、東京都内の数字であれば比較として成立します。
記事の冒頭に載せた87.1%と71.5%は、条件を揃えたうえで出した数字です。
目的別の選び方
ここまでの結果をもとに、場面ごとの選び方を3つにまとめます。
充電が最優先ならタリーズ
バッテリー残量が心もとない状態なら、タリーズを探すのが近道です。
8店に1店しか外れがない計算になるため、無駄足を踏むリスクを抑えられます。
事前に調べる余裕があるなら、電源のあるタリーズ一覧から目的地を選ぶ方法もあります。
近さを優先するならスタバ
打ち合わせの合間や乗り換えの待ち時間など、移動を最小限にしたい場面もあります。
店舗数が2倍あるスターバックスなら、歩く距離を短く抑えやすくなります。
その場合も入店前に電源の有無を調べておくと、席探しの時間を減らせます。
長時間の作業は席数で選ぶ
数時間の作業を予定しているなら、電源の有無に加えて席数も判断材料になります。
席が多い店ほど、電源のある席が空くのを待てる可能性が高まるためです。
たとえば新宿コクーンタワー店は101席あり、カウンター席にはプラグ式のコンセントとUSBポートの両方がそろっています。
東京ビッグサイト店も100席ほどの規模で、両面が窓のため開放感があります。
入る前に電源を確かめる手順
入店してから探すより、事前に調べたほうが確実です。
実際に使える3つの手順を紹介します。
店舗ページで電源の有無を見る
当サイトでは店舗ごとに電源の有無を掲載しています。
東京都のタリーズ一覧や、新宿エリアのような地名ごとのページから探せます。
スターバックスを調べる場合は、姉妹サイトのスタバ電源検索の東京都一覧に同じ情報があります。
席の種類から見当をつける
コンセントが設置されやすいのは、壁際の席とカウンター席です。
テーブル席の中央には配線が届きにくいため、電源が見つかりにくい傾向にあります。
ただし席数が多い店でも、電源の数まで多いとは限りません。
六本木一丁目店は111席と広い一方で、充電に使えるコンセントはカウンター席の3口だけです。
電源が目的であれば、混み合う時間帯を避けるほうが確実に座れます。
時間制限のある店に気をつける
タリーズには席の利用時間に制限を設けている店舗が、全国で54店あります。
そのうち31店が2時間制です。
商業施設や図書館に併設された店舗に多く、店頭やテーブルに案内が出ています。
長時間の作業を予定しているなら、事前に店舗ページで確認しておくと予定が崩れません。
よくある質問
タリーズの電源は自由に使ってよいのですか
コンセントのある席は、飲食の注文をした利用者が使う前提で用意されています。
店舗によっては使用を控えるよう案内が出ている場合もあるため、席に貼られた表示に沿って利用するのが安心です。
コンセントがない店でも充電する方法はありますか
モバイルバッテリーをレンタルできるChargeSpotが、全国451店のタリーズに設置されています。
コンセントが空いていない場合でも、バッテリーを借りれば充電を続けられます。
USBポートだけの店舗もありますか
カウンター席にUSBポートを備えた店舗もあります。
パソコンの充電にはプラグ式のコンセントが必要になるため、店舗ページで種類を確かめておくと確実です。
電源タップを持ち込んでもよいのですか
1つのコンセントを複数人で分け合う形になるため、店舗の判断によります。
持ち込みを断られる場合もあり、事前に店員へ確認するのが無難です。
未確認の店舗はどう扱えばよいですか
未確認は、電源がないという意味ではありません。
情報が集まらず判断を保留している状態です。
確認が取れ次第、店舗ページの表示を更新しています。
タリーズとスタバでWi-Fiの速度に差はありますか
どちらも無料のWi-Fiを提供しており、通常のウェブ閲覧や資料のやり取りに支障はありません。
混雑する時間帯には速度が落ちる点も共通しています。
まとめ
東京都内の721店を調べた結果、電源の当たりやすさではタリーズが上回りました。
確認できた店舗のうち電源が使えるのは、タリーズが87.1%、スターバックスが71.5%です。
一方でWi-Fiの導入率と店舗数では、スターバックスに分があります。
充電を最優先するならタリーズを目的地に決め、移動距離を優先するならスターバックスを選ぶ。
場面に応じて使い分けるのが、もっとも無駄の少ない方法になります。
次に外で作業する予定があるなら、東京都のタリーズ一覧から立ち寄る店をあらかじめ決めておくと、席探しに時間を取られません。

